ページ内を移動するためのリンクです。

トップ > 写真記事一覧 > 近くて遠い国、北朝鮮の素顔が垣間見えるドキュメンタリー映画『ワンダーランド北朝鮮』の試写と監督挨拶


近くて遠い国、北朝鮮の素顔が垣間見えるドキュメンタリー映画『ワンダーランド北朝鮮』の試写と監督挨拶

c0060143_02452815.jpg
近くて遠い外国、北朝鮮。まるで鎖国でもしてるかのように、隔絶されてしまっているように見えるけど、実際中から見るとどうなってるのか、と。


北朝鮮でドキュメンタリー映画を撮るために、韓国籍を放棄し、ドイツ国籍を取得して、この映画をつくったのがチョ・ソンヒョン監督。北朝鮮の素顔が垣間見える。
c0060143_02452982.jpg

映画を観ながら感じたのは、こういう時代が日本にもあったな、ということ。まさに昭和の懐かしい風景が、現代の撮影技術で鮮明に蘇ったかのような。そんな感じ。


日本のニュース映像で流れる、ステレオタイプの北朝鮮映像ともちょっと違う。カメラにはにかむ少年たちとか。洋服を縫製する女工さんが夢を語るシーンとか。電力の供給が不安定であるがゆえに、サステナブルな生活が実現できている農家の生活とか。


美しいものを見せたいという気持ち。ちょっとすまして、よそ行きの自分を見せる感じ。昔の日本も、こんな感じだったよ。60年代の昭和の日本が、そのまんまそこに残っているかのような。


ビキニが禁止とか、国の最高指導者の写真が飾られ、みんなで歌を歌うとか、休憩中に突然全員で踊りだすとか、文化の違いは確かにある。でも日本だってラジオ体操をやるだろうし、カラオケの文化もあるし、そうそう大きな違いはない。


中に入って見てみれば、意外とそういった文化の違いも、納得できるかもしれない。極度のメディア統制も、「みっともないところを見せるのは恥ずかしい」っていう気持ちの表れだとしたら、その奥ゆかしさは日本人の我々もすごく理解できるし、共感できると思う。


c0060143_02453177.jpg
来日したチョ・ソンヒョン監督。登壇中、真面目な話をしている合間に、通訳さんが話してるタイミングで会場の様子をパチリ。



c0060143_02453251.jpg
ついでに、自撮りまで!お茶目な方でしたよ。僕より、8歳上ってことは、52歳?ホントか?随分とお若く見える。


いろいろ聞きたいことがあったけど、残念ながら時間切れで聞けなかった。韓国籍を捨てたことで、むしろ北朝鮮と韓国の両方を俯瞰で見られるようになって、2カ国の未来についてどんな考えを持っているのか、聞いてみたかったな。今後も、北朝鮮を訪れて、映像作品を作り続けるのか、とか。


チョ・ソンヒョン監督の『ワンダーランド北朝鮮』は、6月30日よりシアター・イメージフォーラムほか、全国で順次公開予定です。



「近くて遠い国、北朝鮮の素顔が垣間見えるドキュメンタリー映画『ワンダーランド北朝鮮』の試写と監督挨拶」オリジナル記事ページへ

>> 日曜アーティストの工房の記事一覧へ

日曜アーティストの工房

日曜アーティストの工房

日曜アーティストの工房の記事一覧へ

渡米留学でアートを学んだ後、帰国後はWEB制作会社に勤務。現在は、外資系広告代理店でコミュニケーションデザインを担当しつつ、プライベートでは「日曜アーティスト」を名乗って気ままな創作活動を展開中。
ブログを通じて色々見たり体験したり、繋がりが増えるのが楽しくて、コツコツ書いてたらいつの間にかブロガーと呼んでもらえるようになりました。AMNパートナーブロガー。オーロラ王国カナダブロガー観光大使。

ページトップへ戻る

カテゴリ別新着記事